■ストーリー
主人公のユーリ=ミモリは幼馴染みのイブキにLWC入りを誘われ、共に入隊する。
LWCといえば危険を伴うことで有名だったが、ユーリに不安はなかった。
“イブキが共にいる―イブキがいればどんな過酷な仕事でも耐えられる”
そう思う程イブキを信頼し、心の支えとしているのだった。
配属初日、ユーリとイブキはLWCのリーダー的存在のロイに案内され、様々な人物と出会う。
その日の夜、 自室に戻ったユーリは緊張していたためかひどい睡魔に襲われる。
瞼を閉じかけたその時、 ユーリは胸に激しい痛みを感じた。
ユーリ:く、薬は…………。
ユーリは幼い頃から病気を患っていた。
定期的に薬を服用しなければ身体がくずれてしまうという原因不明の奇病。
だんだん意識が薄れていく中で、ユーリは唇に暖かいものを感じた。
???:ユーリ…しっかりして…!
口内に冷たいものが流れてくる。
意識を取り戻したユーリの先にはイブキの心配そうな顔があった。
ユーリ:イブキ…
発作によって体力を消耗したユーリは、そのまま意識を深い闇へと落としていく……。その日から、ユーリは毎日同じ夢を見る。
水の中を魚のように泳いでいるような…………不思議な夢。
そして、優しくユーリの名を呼ぶ声が聞こえてくる。
慈愛に満ちたその声の主を確かめようとすると、いつも目覚めてしまう。
ユーリが見る夢とは一体何を意味しているのか……?